久々に科学ネタ。
数年前に細胞分裂をなんとか見られて画像にパチリ。
今回も久しぶりにまた細胞分裂の様子を観察した。
今年は前回よりパワーアップ。{%顔文字?hdeco%}

方法は前回の手抜きテクニックと全く同様。
ただし、今回の試料はタマネギの根ではなく、ニンニク。
これがまた、使いやすい。
タマネギとほぼ同じくらいの太さが確保でき、なおかつ、ちょこっと柔らかいような。つまりつぶしやすい。
しかも1つのかけらで沢山の根が出て来る。
試験管に水を入れニンニクのかけらを1つ1つのっけて、水栽培しているだけであっという間に発根した。
わずか2日足らずで5cmくらい伸びる。
ただ、発根がしないものもあったので注意。
時間の経っているものほど発根しやすいという説も・・・(まだ実証はしていない)
確かに家の冷蔵庫でしばらく寝かせておいたものを試しに使ったときの発根率はほぼ100%だった。
お店で購入してすぐに水につけたものは駄目だったものがかなり多く、中には全く発根しないものまであった。
ここはまだ、未知の世界。
まあ、とりあえずタマネギより沢山の数を確保でき、発根も良いのでお勧めである。
後は運。ちょうど良い時期の細胞分裂が見られるかな?
一生懸命顕微鏡の中を探す。
おおっ、何とか良いところが見つかった。
顕微鏡400倍でこのくらいのものが見られる。

画像


いろいろな時期の細胞の様子もわかる。
なかなかいいプレパラートのできあがり。
ニンニクさん、感謝!