お正月に妹夫婦が持ってきたワインに「アイスワイン」というのがあった。
少し日がたってしまったが、そのワインについて、ここでちょっと紹介。

うちで持って行った貴腐ワインと同様に甘口のワイン。
どちらもデザートワインとしてとても有名なものらしい。

調べてみたところによると、アイスワインとは、ドイツのフランコニアの農場で生まれたワイン。
この当時、急な霜に見舞われ、熟したぶどうが木に付いたまま氷ってしまい、処分を余儀なくされ、そのぶどうを使って試しに作ったものがアイスワインだったそう。
この処分ぶどうで作ったワインが甘くてとても芳醇な香りのワインだったそうで、貴族に好まれたらしい。
アイスワインのつみ取りはドイツでは-7℃以下で 行わなければならないという規定があり、一般的には-11℃以下が良いと言われているそう。
つみ取りもその年の天候に左右され、また、月を追うごとに、ぶどう自身の甘みもなくなってしまい、実も落ちてしまうので、各醸造所にとってアイスワインを造ることは一種のかけのようになるらしい。まあ、そんな貴重なワインだと言うことだ。

うんちくはどうあれ、
ってなことで、さっそくいただきま~す。

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   ベヒトルスハイマー 
   ペータースベルグ
   リースリング アイスワイン     
   
   エルンスト・ブレッツ醸造所 製造

貴腐ワインのような干しぶどうの香りなどは全くなく、普通のワインに近い。
また、液もさらっとしている。
飲んでみると、確かに甘い。
でも、割とすっきり感がある。
なかなか、おいしい。私の好みの味。
これはぐいっといけそうですね~。