まが玉の体験のあと、いよいよ虫取りに。

雑木林を少しずつ入っていくと、くりやくぬぎ、松といったおなじみの木が立ち並び涼しい木陰をお散歩。しかし、なかなか、目的のカブトやクワガタに出会わない。もともと夜行性の昆虫なので、昼間の散策はなかなか難しいものがある。それでも、少し行くとカナブンがたくさん集まっている木をいくつか発見。こんなところも夜になるとカブ・クワがやってくるのかな。
そんなこんなしているうちにスズメバチも発見~。体調が5,6cmはあるかと思われるくらい大きなスズメバチ。うわ~、怖い! やっぱりいるんだ! しかも、うちの近所で見るようなものに比べてもはるかに大きなスズメバチ。これじゃひとたまりもないな。
とうとう、見つけられず、帰り道は少し、遠回りをして行くことに。すると・・・ 
いた~!!
いた、いた! クヌギの木と思われる木にとまっている。しかも大きなスズメバチと蝶のセットで・・・ そばに土に潜っていったカブトを1匹、まずゲット。しかし、かわいそうに、角が曲がった雄。木にいるのはスズメバチとセットだからなあ。
これはあきらめるしかないか・・・ 
「あの蝶、オオムラサキじゃない?」
 ちいが、言う。よけいな雑学をよく知っている彼女はそうだと言い張る。理科系の私も生物は苦手分野。全くわからない。しかし、そんな簡単にオオムラサキが見られるわけがない。・・・ そうしている間に、蝶が飛び立つ。と同時に怖~い、怖~いスズメバチも飛び立った。今だっ! このスキにお父さん、虫取り網にカブトを引っかけ、ゲット。2匹の雄を捕まえ、たかは大喜び。さっきの蝶と同じのが電信柱にとまった。ここで、写真を1枚。あとで、調べるために・・・

オオムラサキ!?


確かに家に帰ってから、ネットで調べてみるとオオムラサキによく似ている。八ヶ岳あたりにも生育しているらしい。地元の方とお話ししたときにも、オオムラサキが生育しているとおっしゃっていたし・・・ やっぱり本物かな。本物に出会えたとしたら、これはたなぼた! うれしい限り。 勝手に思いこみ、そう決めつけ、ちょっとうれしくなった。
詳しい方、どうですか?
ちなみにこのあと、マレットゴルフ場でカミキリムシ・カブト雌を見つけ、大収穫。しかし~、たか本人は、クワガタがゲットできず、ちょっと心残りだったよう。 まあいいじゃない。 ちいの雑学には改めて敬服!