2日目。
前から念願だった大原へ。
京都市内の有名どころはいくつも見て回ったけど、なかなか里山の方へは足を延ばす機会がなかった。
バス停を降りると、本当にのどかな里山。
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山から流れてきた清流、そしてのどかな風景。
気持ちが安らぐ。
訪れる方もほとんどいない。
自分だけの道のよう。

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寂光院。
天台宗の尼寺。
本堂は1度焼失したと伺ったが、見事に再建されている。
第3代住持が建礼門院。
この方につかえていた証道比丘尼が大原女のモデルとされている。
大原は柴漬けの発祥の地とも言われているらしい。
とにかく、ひっそりとたたずむお寺。
静寂が本当に似合う、心落ち着くお寺だった。

寂光院を出て、来た道を戻り、さらに先へと進むと三千院。

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三千院は明治維新後、今の大原の地に移ったとのこと。
天台宗のお寺。
庭園も素敵だが、やっぱり可愛らしいわらべ地蔵も魅力。
いろいろなところに小さなお地蔵様がいらっしゃる。
画像を撮らなかったのが痛い失敗だがなんとも愛らしいお姿。
そしてなんといっても往生極楽院。
とても小さなお堂だが、庭園の中を進んでいくと見えてくる。
なぜか存在感もあり、風情を感じるお堂。
三千院と言ったらこのお堂を思い浮かぶのも分かる気がする。
早い時間に大原に行ったので、京都市街に戻ってもまだまだたっぷり時間がある。
そこで、正反対の場所にある伏見稲荷まで行ってみることに。
普通なら、結構無謀かも。

伏見稲荷はさすがに人気の神社。
以前さほど注目されていなかった頃に行ったときには観光客も少なかったのに、今はかなりの人出。
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やっぱり千本鳥居はいつ見ても圧巻。
全国のおいなりさんの総本宮だそうで、江戸時代くらいからこの鳥居の奉納が行われていたそう。
奉納された鳥居でこんな圧巻の風景ができあがるなんて。すごいなあ。
千本鳥居をくぐり抜けた後にも山の上にたくさんの鳥居が奉納されている。
少し登っていったのだけれど、この山なかなかの山。
頂上まで行くのはちょっと断念してしまった。途中のところで折り返した物の、下の方の眺めはなかなかだった。
いままで、千本鳥居で終了していた伏見稲荷。
上がこんな風になっていたとは。
ゆっくり見るといろいろ見えてくる。



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